白馬八方尾根の写真が出てきたので
高尾山の写真を加工していたら、去年9月30日に白馬八方尾根へトレッキングに行った時の写真が出てきた。
紅葉の時期で季節違いだけど、せっかくなので残しておこうかと思う。
八方尾根のトレッキングは普通のスニーカーで標高2000mの大自然のど真ん中に行けるのでおすすめ。
目的地は、八方池。
片道約2時間~2時間30分の道のりです。
行き方
八方尾根へはリフトを乗り継いて一気に登る人がほとんど。
ルートは「八方アルペンライン(ゴンドラ+リフト2本)」と「黒菱ライン(リフト2本)」の2つがあって、メジャーなのは八方アルペンライン。
黒菱ラインは、乗り場までの公共交通機関がないけど、リフト代はアルペンラインの半額以下だし温泉とのセット券があるし駐車場が無料だしと、金銭的メリットは絶大。売店の充実度はアルペンラインの方が上です。
八方アルペンラインは、高速バスや電車で行く人に最適なルート。
電車の場合は、白馬駅から路線バスかタクシーでゴンドラ乗り場へ。
高速バスの場合は新宿から「白馬八方バスターミナル」へ直接行ける。白馬八方バスターミナルは徒歩10分くらいでゴンドラ乗り場に行けるし施設も充実している。
ちなみに、詳しい行き方は八方尾根の公式サイトが分かりやすい。周辺道路のライブカメラもある親切っぷりだけど、渋滞はほとんどない。
八方アルペンライン(ゴンドラとリフト)
この日はゴンドラと2つのリフトを乗り継ぐ八方アルペンラインを利用。片道40分、標高1,830mまで一気に登った。
40分とか長くね?と思うけど、実際乗ってると景色がいいのであっという間です。
料金は往復2,900円。行き掛けにコンビニで買えば割引価格になるしチケット購入で並ぶこともないのでおすすめ。
ゴンドラに乗ると眼下に紅葉が広がってたけど、見慣れてたので撮影し忘れた。
あと、ゴンドラを降りる「うさぎ平駅」には、開放的で眺めのいいオープンテラスがあってソフトクリームとか色々食べられる。
というわけで色々すっ飛ばしたけど2つ目のリフト(しかも帰りに撮ったw)。
もうすでに雄大。そして空が近い!
少し歩いて3つ目のリフト乗り場へ。
山荘とは反対側を撮影。
雲が多いけど、すでに北アルプス感満載。
この先が楽しみ。
3つ目のリフト「グラートクワッドリフト」から。
右上に見える赤い屋根が八方池山荘で、リフト終点の場所。
泊まる以外に、お土産や食事処とかがある。ソフトクリームが300円とお手頃価格。
トレッキングスタート
グラートクワッドリフトを降りてからは歩きのみ。
目的地の八方池まで、だいたい90分。
ルートは2通りあって、岩がゴロゴロした本格登山道と、人に最適化された道。
好きな方を行けばいいと思う。
ルートの詳細は八方尾根研究路ガイド/白馬観光開発株式会社が詳しいけど、今現在PDFのリンク先が間違ってるのが玉にキズ。PDFはこちらです。
ということで、今回は歩きやすい最適化されたルートを歩くことに。
植物の保護もあってか、木道が延々と続いているのでとても歩きやすい。このいうのにふるさと納税が上手に使われてると嬉しい。
ちなみにこの木道、うちの父親(大工)も建設に駆り出されたそうです。今は上高地のホテルを修理してるみたいだけど、仕事とはいえ白馬や上高地に車で行けるってうらやま。
こんな景色が撮れた。
真ん中あたりに微かに富士山。
こちら「息ケルン」。息で「やすむ」と読むようです。
確かにこの辺りはなかなか疲れる道。しかもベンチや綺麗なトイレもあるので、休んでいくとよいと思う。
こんな感じの険しい道を登ると、
これぞ北アルプス、という雄大な景色が待っていた。
稜線がすごい。
左下に絵を書いてる人がいるけど、こんなところまで道具背負って来て絵を書こうなんて、とても素敵です。
もう少し歩くと、いよいよ目的地の八方池が見えて来ます。
あんまりよく見えないけど左下にあるのが八方池。
上から見下ろすとこんな感じ。ほんと、なんでこんなところにいきなり池が出来るのやら。
下まで降りると「いかにも」な写真を撮ることができる。もちろん撮った。
この日は風が弱かったから、水面が鏡のようになってとても綺麗に撮れた。
雲の形までくっきり。
後ろを振り向けば、尾根を歩く人々が。
空とのコントラストがうつくしい。
見る方角によってまったく違う景色を拝めるのが山の凄いところ。
秋の紅葉シーズンも綺麗だけど、きっと夏もまた別の美しさがあるはず。
ということで、夏に帰省したらまた行ってみようかと思う。
きっと涼しいことでしょう。
おまけ。
5月の北アルプス